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12章:執事=恋人。
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12章:執事=恋人。
トントン
「ん…」
「失礼いたします。」
「お嬢様、
お目覚めの時間です。」
「んー」
私は一度起き上がり
また、寝た。
「お嬢様。
部活に遅れます。」
んー 眠い…
「おはよ…」
「お早うございます。」
6:45。
「あーあぁ…
今日はジャージで行く。」
「かしこまりました。」
日曜日。
朝から
昼まで部活だった。
いつものように
駅で降りて
いつものように
ワンコールすれば
迎えに来た。
「お帰りなさいませ。」
「ただいま。」
13:30に帰宅。
シャワーを浴び
「よし!大日向出かけよう!」
「かしこまりました!」
「今日はデートだ!」
「左様でございますか。
でわ、準備なさいますね。」
「私服だぞ!!」
「何を着て行く
おつもりですか…?」
「自分で決める!」
「お前もだぞ!!」
…?
「お前も私服!」
風呂上がり
真っ裸で宣言したのは
なんとも
恥ずかしかった。
「わかったな。
わかったら支度しろ。」
「……かしこまりました。」
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奴隷執事U ©著者:魅咲.
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