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「もしもし、朔さん?」
明るい声。
「はい…静江さん、どうしたんすか、こんな時間に」
俺は寝起きのしゃがれた声で問う。
「こんな時間って…もうお昼過ぎてるわよ。いいお天気。昨日メール?頂いたんだけれどやっぱりお返事の仕方がわからなくてお電話しちゃった。」
『…この人は、ホストの生活を知らないのだろうか。』
「で、お店に行こうとしたんだけれど…閉まってたのよね…。今日はお休み?」
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