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5章:『Y』 (1/1)

5章:『Y』

これほどにないくらい幸せだった毎日が


一瞬で消えるなんて・・・


なんで?しか出てこない・・・


自分がそうさせたのかもしれない


納得できないまま時間だけが過ぎて・・・


これからあたしは何をすればいいんだろ


あいつの為に何ができるだろ


ただ何の目的もないまま生きていかなければならないの?


そんなの死んでるのと同じだよね


あいつが羨ましい・・・


苦しみや悲しみで悩むことがないから!


それと引き換えに、喜びや嬉しさもないけど


あいつがいなくなって感情というものが


こんなにもあたしを苦しめるなんて・・・


感情に押し潰されそうな自分がいて


でも受け入れなきゃって思う自分もいる


1つのことしかできないあたしには耐えれることじゃない


もうあたしは独りぼっちなんだ


あいつという逃げ道もない・・・


失って初めてあいつの存在の大きさに気付いた


本当は言葉でなんか言い表せないくらいあいつが大事なんだ


何をするでもあいつがいなきゃダメなんだ


あたしの為に


いっぱい愛してくれて

いっぱい支えてくれて

いっぱい受け止めてくれて

いっぱい怒ってくれて

いっぱい悩んでくれて

いっぱい抱きしめてくれた


そんなあいつをあたしは追い込んで裏切った・・・


この罪はどうしたら償えるの?


あいつの分まで生きなきゃならないと思う


でも、あいつのそばに行きたい


あたしを支えてくれる人はもういない


あたしは1人では生きていけない


だからといって次の恋をする資格も今のあたしにはない


22年という短い時間で止めてしまったのはあたし


これからいっぱい色んな出来事があったかもしれないのに・・・


奪ったあたしは幸せになる権利もない


だからあたしは背中に全てを一生背負う意味でそれを形にした


何もなかったなんてあたしにはできないから・・・


そんな事しても自己満足なだけで意味ないのはわかってる


でも、何かしなきゃ気がおさまらない


あたしの最後のわがまま・・・お願い・・・許して・・・

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その時の本音 ©著者:tora

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