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5章:幸せ (9/9)

「今日はありがとね」


家の前で広幸君と別れると、真由と気まずいまま別れた事を思い出し、また憂鬱な気持ちが押し寄せた。


階段を重たい足取りで1段1段登り、扉に手をかけ開くと、明るい表情の真由が迎え入れた事に拍子抜けした。


部屋に入ると、部屋の中には出掛ける前には無かったベース…そしてアンプがあった。


「景さんがね、全部一遍に持つのは重いだろって此処まで持ってきてくれたの!あとね!このアンプも景さんが持ってたやつなんだー」


アンプに手をかけ、嬉しそうに話す真由を見たら、また何も言えなくなった。


「真由幸せー」



笑顔がいつまでも続く様にと、幸せそうな表情を見て心で思った。

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Glitter ― 後編 ― ©著者:みるみる

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