ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

10章:走る足音 (2/2)

友人の話です。


彼は、自転車通学。

雨の日に、イヤホンを付け、自転車をこいで帰っていました。


イヤホンからは、大音量のハウンドドッグ(古いですね)


音楽以外に、何も聞こえないはずなんです。


でも、何故か、バシャッバシャッと、走る足音が聞こえてきて。


自転車を止めると、足音も止まる。

イヤホンを外して、自転車を走らせても、足音はしない。


いや、音楽に、足音が入っていたわけでもありません。


丁度、彼が走っていた場所。


昔、あるお姫様が自害した場所でした。防空壕も、何故か未だにあります。

そんな公園の、前を走っていた時の話でした。
30 /299

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

恐い話 ©著者:リカ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.