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41章:結婚記念日に歌ってくれた歌
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41章:結婚記念日に歌ってくれた歌
この歌は、両親の結婚記念日に、よく父が歌ってくれた歌でです
うちの親は、勉強しなさいとは、ほとんど言わなかったけど、「宿題はあるの?やったの?」
とはよく言っていました
夏休みの最後の三日間で、半ベソかきながら残りの宿題を必死になってやった思い出が、何だか今では懐かしいです
(・∀・)
普段の成績に、一喜一憂しないでくれた親に感謝
多分両親は、下記のような思いだったのが、大人になると分かります
私の親が一番こだわったのは、「健康で、勇気があるように」でした
お前と一緒になった後は
二人で大きな森へ行き
小さな小さな家を立てるのだ
丸太小屋に煙突つけて
森の縞リスやキツツキは
素敵な隣人になるだろうが
別に怖いわけじゃないが
蛇だけは苦手だからお前よろしく
それからお前は川へお洗濯に
俺は山へ炭焼きに
お前大声で下手な歌を歌う
俺は切り株でヴァイオリン
子供が出来たら勉強は
適当でよいから健康で
野うさぎ追いかけ野菜を育てて
空と土とを愛するように
俺がブナの木やヒッコリーで
美味しい薫製作るから
別に怖いわけじゃないがゴキブリ
は苦手なのでお前らよろしく
鹿肉の塩の加減覚えたなら
魚釣りを教えよう
明るく輝く瞳の子供たちよ
爽やかで勇気があるように
地震 雷に 火事 嵐
力を合わせて乗り越えよう
誰かが病気になった時は
俺が担いで町の医者まで走る
花が咲いたなら野苺や
キノコを採りに出かけよう
本当は怖いけれど森の熊だけは
俺に任せてみんなは逃げるように
月に誘われて夜は丘に登り
みんなで星を数える
雨の降る夜は窓辺にランプ灯し
静かに語り合うのさ
時は流れて全てを変えるだろう
子供は巣立ってゆき
俺とお前の二人に戻るだろう
初めの頃のように
お前は相変わらず川へお洗濯に
俺は山へ芝刈りに
お前大声で下手な歌を歌う
俺は切り株でヴァイオリン
大きな森の片隅で
綴る俺達の物語
小さな小さな伝説として
子供が語り継ぐだろう
俺達がいなくなっても
子供たちよ胸を張って
俺達の墓を乗り越えてゆけ
新しい伝説のために
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セキララ ©著者:吾が肺は2個
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