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36章:壊れた母を覚えてる
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36章:壊れた母を覚えてる
私の記憶の断片には、壊れた実母の姿があった。
いつもは優しい母だったけど、ある時、突然手を付けられないほど、癇癪(かんしゃく)を起こした。
年老いた、か弱いおばあちゃんを殴る蹴るの、おっかない姿をかすかに覚えてる。
また、ある時は、人目もはばからず、大きな声で泣く母を覚えてる。
私は何が何だか分からずに、ただ、ただ、恐怖に戦慄を覚えたのだった。
どったんばったん、もの凄い音がするもんだから、近所の人が集まって来た。
そういう時は、私は一旦誰かの家に避難していた。
私が誰かの胸に抱かれながら、振り向いて見た光景は、
母をなじる誰かの怒りだった。
私の大好きな母がイジメられてる姿をみて、私は胸が張り裂けそうになっていた。
そして、私はいつしかどもる子供になっていた。
ほんの小さな緊張する場面でも、100%どもるのだ。
ある日、実母は突然入院した。
そして、私は今の育ての父母に貰われたのだった。
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