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29章:幸せな気分 (1/1)

29章:幸せな気分

龍ちゃんの天ぷらから漂うごま油の匂いが香ばしくて、まだ半分残っていて、美味しそうだったから、

「ちょっと頂戴」とおねだりしてみた。

龍一は「そう言うと思ってたよ」とすかさず笑う。

もう、蛍の目が天ぷらにロックオンしたときから分かってたよと笑う。


そんな他愛もない小さなやりとりが楽しくて、幸せな気分が胸に溢れてきた。

いつまでも、続きますようにと願いを込めて、噛み締めたナス天は、

やっぱり本当に美味しかった。

お返しに私も、何かあげたかったけど、食べかけの岩魚はさすがにあげられない(笑)


その代わりに、
岩魚の塩焼き美味しいよ
龍ちゃん、まだ物足りないでしょと私はお薦めした。

うん、でもやめとくよ。お昼ご飯のときに、お腹いっぱいにしちゃうと眠くなるだろ?

せっかく蛍と今日こうして久しぶりに一緒にいるのに、また眠くなると、せっかくの休日が勿体無いからやめておくよ。

龍ちゃんはそう言って笑った。
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セキララ ©著者:吾が肺は2個

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