夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
12章:恋愛バイブル
(1/1)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
12章:恋愛バイブル
こんな話も両親から聞いたのではなく、秋生から聞かされたものだ。
私にギターを教えてくれたのも秋生だった。10才のときだった。
たくさん、いろんな曲を聞かされ練習曲として採用された。
そんな古い曲の中で、一際私の心に引っかかった曲がある。
松任谷由実の「魔法のくすり」という曲の歌詞だった。
男はいつも最初の恋人になりたがり
女は誰も最後の愛人でいたいの
というフレーズだ。
私は子供ながらにも、妙に納得出来るものだった。
男の人は口説くまでは豆で情熱的で優しいけれど、いざ自分の女にしてしまえば、釣った魚には餌をやらないタイプが多い。
こっちは継続的にそのサービスぶりを期待していると、とんだ肩透かしに合う羽目になる。
「最初の恋人」になってしまえば、後は手を抜くのではなく、付き合うところまでは、少なからず無理しているらしい。
それで、とりあえず、付き合うようになると、スタンダードモードに戻るらしい。
それまでは、恋の緊急スクランブル状態で、いつでも必要とあらば、恋するドラマの主人公のように、すぐに飛んできて女の子のご機嫌うかがいもするし、洒落た演出もしてくれる。
寝つきの悪い駄々っ子に子守歌を歌うように、こちらの気まぐれなご機嫌ななめにも根気よく付き合ってもくれる。
でもそれらは、みんな
スペシャルサービスお試し期間中なのだそうだ。
一度、秋生に聞いたことがある。
「ねぇ…何故、男の人はすぐ飽きたり、浮気するの?」と…。
並みの男に限った話として、一番ありがちなのはと前置きして話してくれた。
<前へ
16 /49
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
セキララ ©著者:吾が肺は2個
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.