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8章:雨が降らなきゃいいけど
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8章:雨が降らなきゃいいけど
ふと、時計を見ると午前5時になっていた。
次から次へと浮かんでは消える子供の頃の思い出は、なんてキラキラしてるんだろう。
「何でもないようなことが幸せだったと思う…」
私は二度寝することをあきらめ、このまま起きてしまえと、キッチンへコーヒーを入れに行った。
フローリングを裸足でパタパタ歩いたら、さすがにヒンヤリ冷たかった。
ついでだ…。
朝食も作ってしまえとキッチンで料理してたら、母が「何事だろう?」と起きて来た。
「あっごめん。起こしちゃった?」
「ううん、最近はこの時間には目を覚ましてるよ、ただ、うつらうつら布団の中にいるだけだよ。私も年だからね」
「なぁにー?そんな年でもないでしょう…おばあちゃんじゃあるまいし…(笑)」
「今朝はどうしたの?もう寿退社して会社に行くわけでもないのに、随分早起きじゃない」
「うん、龍チャンにお弁当作ってあげようと思って…」
「ふーん、珍しいね。雨が降らなきゃいいけど…」
母の言う通りだった。
小雨どころか、小判鮫が降って来ても可笑しくないくらい、めずらしいことだった。
それには深いワケがあって、私にはヘンなジンクスがあった。
男にお弁当を作ってあげると、ろくでもない目に遭うというパターンがある。
いや、決して料理が嫌なワケでも、下手な分けでもない。一応、名誉のために言っておく。
一番最初は中学生のときだった…。
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