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3章:二部デビュー (1/3)

3章:二部デビュー

精神的には自分のテリトリーに踏み込んでいるのに、表面上はしっかりと距離が保たれている。

私はこういう間合いがとても苦手であった。

『仕事帰りですか?』

そう、私はまんまと相手の作戦にハマったというか、釣られたというか。
彼に声をかけたのだ。

すると彼はニッコリと微笑みながら『日の出になったら仕事ですよ』と答えた。

日の出になったら仕事?お前は鶏か?
と心の中で突っ込みながらも彼との会話を続けていった。

『日の出っていつ?』
『えっと、今日は分ですね』
『こまかっ!気象マニアなの?』
『マニアって。ネットで調べるんですよ。日の出過ぎてないのに仕事したら捕まるんですよ』

こうして彼の言う日の出時刻まで、日の出時刻から営業される、二部と言われるホストクラブ(まぁ、彼はメンキャバだったけどね)について色々聞いた。

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