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8章:ヤンデレラ (5/5)



夜の人間なら一度は陥ったことがあるであろう、病み期。

これは突然、何があったわけでもなくやってくる。

いつも普通にしている営業や接客が嫌になり、それをしている自分も嫌になる。
もちろんお客さんのことも嫌で嫌で仕方なくなる。

そして、普段考えないような将来のことを考えてゴールのない不安に襲われたり…。


水商売がとにかく嫌になるのだ。



ちぃちゃんみたいなレベルの高いプロの水商売の人間でもこうしてたまに病んでしまう。

でも、その時はどうすることもできないし、気分転換をしたりして時間が経つのを待つしかないのだ。


不思議なことに病み期が終わるとけろっとして、またそれまで通りに仕事できるように戻る。

でも、病んでいる時はほんとにキツい…。


僕の膝でぐっすり眠っているちぃちゃんの頭を撫でながら、なんだか切なくなった。


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僕の彼女はNo.1キャバ嬢 ©著者:みっきさん

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