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8章:ご褒美 (9/9)

緊張のせいか、帰り道がとても長く感じた。


今までは何とも思っていなかったのに、

広幸君の話し方や、声

笑うと、くりくりとした大きな目が垂れる所

チラッと見える八重歯


全部が心を締め付けられる程、私を苦しめた。



アパートの前に着くと、横に並んでいた広幸君が私の方に体を向けた。


「怜ちゃん、もし良かったら…これからもこうやって遊びたいんだけど」


街灯に照らされた広幸君の顔は、頬がピンク色に染まっていた。

私は、顔の赤さがバレない様に、俯きながら小さく何度も首を振った。


「良かったー」


顔を手で覆い、その場でしゃがみ込むと


「やばい、まじ嬉しい」


と、呟いていた。


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Glitter− 前編 − ©著者:みるみる

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