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25章:それぞれの道 (1/1)

25章:それぞれの道


3ヶ月の旅が終わり

東京の我が家に帰ってきた



時男
「やっぱ、ここが落ち着くなぁ
みんな、この先どうするんだ」



健作
「僕は、予定通り
グルメ関係の雑誌社に入り
編集の勉強しながら働くよ」




モコ
「来週、整形手術して
美人になってくる
そんでキャバクラで
売れっ子のなるのだ!」



香織
「モコが、水商売するの
危なっかしいから
監視役として
同じキャバクラいこうと思う」




「料理の修行の店
ゆっくり探すよ
あと、トレーニングの意味で
拳法を習う
ブルースリーが創始した
ジークンドーの道場
五反田のJKDアカデミーで
身体を鍛える」




準一
「ギャンブルの強運を活かし
株式のトレーダーになる
将来の俺たちの店
開店の資金は、任せとけ

オレもJKDで拳法習おっかな
大好きなアメリカンコミック
XーMENのメンバーで
ギャンブラーで棒術の達人
ガンビットっているんだけど
棒術覚えて
ガンビットみたいに
強くなりてぇ」



モコ
「ホント、アメコミ好きだねぇ
ガキだな…」



時男
「おれ、歌舞伎町の
BARノスタルジアに勤めて
バーテンしながら
酒の勉強する
モコと香織で飲みこいよ」




それぞれの夢に向けて

新しい、一歩を踏み出すのだ







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抱擁〜For You〜 ©著者:TONO

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