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7章:クールー病 (1/3)

7章:クールー病


支配人の呂さんに

言葉と一般常識を習い

日式カラオケで働き

ずいぶん、この生活に

慣れてきた




このころから徐々に

先輩からセックステクニックの

教育が始まった




教育担当は3歳上の涼華さん

いつも冷静で涼しげに華がある

だから涼華




売り上げ上位の涼華は

教えるのも解りやすく

わたしは誰よりも早く性技を

身に付けることができた





勉強会の後

涼華さんは

手足を痙攣することが多く

何か変だなと思った





次の講習

冷静なはずの彼女が

喜怒哀楽がはげしい

私の名前を忘れる

様子がおかしい

支配人の呂さんが

涼華さんを講習からはずした




彼女は病気だったんだ

世界の奇病

クールー病





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天使なんて居るのかな? ©著者:TONO

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