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149章:すーぱーまん○!?
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149章:すーぱーまん○!?
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/01(土) 14:09:06.08 ID:lokRCvHx0
初めて娘の授業参観に行ったときの話。当日妻が急用で行けなくなり、急遽ピンチヒッターとして俺が行くことになった。
多少緊張したものの、小学校低学年の授業なので大したことないだろうと、スーツを着て仕度しながら考えていた。
この時は、まさかあんな事件が起きるとは想像もしていなかった。
授業自体はとても微笑ましいものだった。算数や国語のような堅苦しい授業ではなく、異色の図工だった。
子どもたちが想像力を働かせて生き生きとしている姿を父兄に見せたかったのだろう。
その日のテーマは、「自分だけのキャラクターを考え、それを絵に描いて皆に紹介する」というものだった。
皆意外と上手で、キャラの設定もなかなか面白い物が多く、見ている方もそれなりに楽しめた。
Tちゃんが発表するまでは・・・
Tちゃん「先生〜できたよ〜」
先生「あら、それでは皆に自己紹介してくれるかな」
Tちゃん「この子はね、お空をとべて、とっても強いの。名前はスーパーマンです。」
先生「あら、その子はスーパーマンという名前なの?でもその子は女の子でしょ?スーパーマンといったら男の子の名前になっちゃうわね。」
Tちゃん「わかった。じゃあ名前変える。ここに新しいお名前を書くね。・・・・・ハイ!でーきた!!」
先生「じゃあ、もう一度皆に紹介してくれる?」
Tちゃん「はい。みんな、この子の名前はスーパーマ○コです。よろしく」
一見してひねりが全くないこのネーミングは、これ以上にないひねりを加えたコークスクリューパンチとして、無防備だった我々父兄に容赦なく襲い掛かった。
さらにTちゃんは畳み掛ける。彼女が掲げた画用紙には「すーぱーま○こ」とよりによって平仮名でデカデカと書かれていた。
そのボディーブローに耐え切れず、父兄の誰かが少し「ぶふぉっ」と噴き出し、それをごまかすための不自然な咳払いをしていた。
隣のおっさんの肩もぷるぷる震え出し、顔は真っ赤になっていた。
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