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4章:殺したい=好き? (6/6)

「春くん…」


ベッドでゴロゴロするボクを起こし、じっと目を見て話始めた。


「春くんは愛ってどういう事か分かる?」

ボクは首を横に振った。


「そうだよね。父さんも母さんもね、春くんの事が大好きなんだよ」


首を傾げる。


「父さんも母さんも春くんをね、殺しちゃいたいくらい好きなんだよ。それくらい愛おしいって意味だよ」





殺しちゃいたいくらい好き?


殺したいと思ったら好きなの?


好きなら殺しちゃうの?



何だかボクにはよく分からないよ。
でも、お兄ちゃんの言う事だから正しいんだよね?


ボクは、おじさんとおばさんに嫌われてない事が分かって嬉しくなった。


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嘘つきピエロ ©著者:みるみる

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