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14章:罪悪感 (16/16)




雪の席に戻ると、雪は興奮気味に俺に問い掛けてきた。


「あの人、マリナさんだよね?レンのお客さんなの?」

「え、あぁ…」

「すごいすごーい!生で見れて感動!」


同じ業種だから当然マリナのことを知っていたんだろう。

風俗業界の女王と呼ばれるマリナだ。
雪が知らない筈はない。

生マリナに興奮してしばらくはしゃいでいた雪だが、急に暗い表情になった。


「あんなに綺麗でお金持ちなライバルがいたら…レンのこと奪われないか心配だよ…」

「なに言ってんだよ…」


雪は自分に自信がない分、そうやってすぐに自分を卑下して心配しだす。



雪は、いつか壊れてしまいそうだった。
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雪 ©著者:爽健美茶

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