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13章:嫉妬 (2/16)




レンの借金を一緒に返すと決めた私。

レンの借金は大金。

だらだら働いては到底返せない金額だ。



気が付けばキャバクラには一切出勤せず、デリヘルばかり出勤するようになっていた。





「ナツちゃん、また呼ぶからね」



バスローブを羽織りながら、だらしなく笑う男に笑みを向けた。



「楽しみにしてるね!」




この汚れた世界では、私は雪じゃなくてナツ。




そう、これは私じゃない。

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雪 ©著者:爽健美茶

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