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2章:踊るはぐれ相棒24 (2/4)

容疑者「本当なんです刑事さん。そのときの記憶が全く無いんです…私はどうなるんですか?死刑になるんですか?」

俺「少し休憩しよう」

容疑者「待って下さいよ刑事さん!刑事さん!」


後輩「取り調べお疲れッス先輩コーヒーどうぞ。供述あの事件と全く同じですね」

俺「サンキュウ同じだな。精神鑑定はまだだが、嘘とは思えない」

後輩「どっちも記憶無くなって殺人。その直後記憶戻って自首ッスよね?」

俺「そうだ。加害者と被害者に関連性が無いのもいっしょだ。」

後輩「動機が全然みえないなぁ…」

俺「せめて今回の事件とあの事件がつながればな」

後輩「つながり無いッスよね」

俺「そうだな無い。ただ加害者の犯行前の足取りをたどると…」

後輩「先輩考えすぎッスよ。犯人は逮捕。事件は解決してるんですよ?僕今日つきあえませんよ合コンあるんで」

俺「感がいいな。犯人を追い詰めるとき、その感が役に立つだろう。わかった俺だけで現場に行ってみる」

その日深夜になってから、俺は郊外の森に向かって車を走らせた。

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お前ほど暇じゃない ©著者:断る

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