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6章:グルニエ (2/21)

ロールスロイスファントムをベースにしたリムジンが滑る様に街を走る

後部のリムジンシートには健治と美香、そして西原兵衛

呉越同舟という感じで何となく気まずい空気が、まだ漂っている

英が自分の車で行くと言う西原を健治達が乗っているリムジンに押し込んだのだった

「ごめんね、このおっさんもお店に行くまででいいから仲間に入れてあげてね」

「私は自分の車があると言うのに…」

嫌がる西原をリムジンに押し込むと、準備があるから先に行く、と英は自分のマセラティに乗り込むとさっさと先に行ってしまった

「あのな…改めてお二人には謝らんとな…」

西原が切り出した

「もういいって」

と健治

「そうですよ、私たちもう気にしてませんから」

「いや、私も若い時は憎からず思っていた女の子の前では良いところを見せようとして背伸びした覚えもあるでな。この歳になるとそんな事も忘れてしまうのだな…」
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アントレ・アントレ ©著者:黒蝶少年

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