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4章:静かならざる決闘 (2/16)

「西原先生、私、先生のご本を愛読してます。『王候の食卓』は本棚の一番目立つ場所にあります」

美香が話しかけると再び黙り込んでいた西原が顔をほころばせた

「おお、お嬢さんは私の読者かね。これは嬉しい」

「僕も読みましたよ、その本」

英が言うと

「そうかね…」

西原は素っ気なく応じる

「そうそう、先生に僕の新しい友人を紹介しないといけませんね。こちら健治さんと美香さん。今日は美香さんのお誕生日で健治さんがエスコートしていらしたんですよ」

英は改めて西原に向かって二人を紹介すると

二人に対して

「健治さん、美香さん、こちらが西原兵衛先生。ただ食事にいらしただけのお二人を、つい先ほど、このお店から追い出そうと画策した張本人ですよ」

凍りついたような表情の二人に対して英は平然と言ってのけた

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アントレ・アントレ ©著者:黒蝶少年

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