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3章:舞台の幕は開く (2/15)

健治は帰れと言われた事もショックだったが、それよりも唖然としたのが目の前のメートルの話しぶりだった

(何でまたこんなに芝居がかった喋り方をするんだよ…)

健治の想いをよそにメートルはバリトンの効いた声で続ける

「私共は食事を楽しんでいただきたい、しかしお二方の御様子からすると緊張で楽しむどころではなさそうにお見受けいたしました。幸いこのごく近所にブラッスリーがございます。私共とも交流があるお店で、お二方が心よりくつろげる雰囲気、本格的なフレンチが手頃なご予算で楽しめ、お若い方にはピッタリのお店と存じます。いかがでしょう、ご希望とあらば、そちらのお店の席を私、お取りする事もできますが」

「要は俺達が…と言うかこの俺が…さっきから浮きまくりのこの俺が…この店にふさわしくないってわけだろ…」
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アントレ・アントレ ©著者:黒蝶少年

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