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2章:ディナーは踊る、されど進まず (2/11)

デート当日、美香の懸念は当たった

健治はまず、グランのそびえ立つアールデコ風の荘厳な建物に圧倒され、大理石の床に足を滑らせた

クロークにまごつき、前の客の振舞いを見てやっとコートや手荷物を預かる場所だと察したようだった

前の客のカシミアらしいチェスターコートを丁寧に畳んでいたスタッフが、健治が差し出したスーツの上に羽織っていたM65ミリタリージャケットを見て微かに顔をしかめるのが美香からは見えた

(だからあんなの羽織らなきゃ良かったのに…踊る大捜査線の織田裕二のコスプレみたいだったもん…)
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アントレ・アントレ ©著者:黒蝶少年

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