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9章:Season9 (2/10)

シャワーを浴びながら、私はさっきの体育館倉庫での会話を思い出していた。


―加藤美咲が関わっていることはもう揺るがない事実だったし、そんなことはどうでも良かった。


ただ、黒髪の男が話すのを黙って聞いていた。


「健司が美咲に頼まれたんだよ。あ、健司ってさっきの奴。」


「あんたは加藤美咲と知り合い?」


「あぁ。健司は美咲に惚れてるのに、こんなこと頼まれてかわいそうだったな。」


「へぇ。じゃあ、今チャンスだね。男と別れたし。」


「おまえが原因なんだろ?」


黒髪の男はくすくすと笑っていた。


―そして、そのまま何事もなかったかのように私達は別れて、まっすぐ帰った。
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舌と狂気 ©著者:さーや

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