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4章:嫉妬 (7/7)

純花が帰るとお兄ちゃんは直ぐ様に私の部屋に来た。


「あっ、お兄ちゃん♪純花さんが夏海にこんな可愛いストールをくれたの!夏海、凄く嬉しい♪似合う?」


「ああ。夏海はやっぱりピンクが似合うな」


どうやら純花が帰り際に浮かない顔をしていたせいか原因を確認したいみたいね。


どこまでも忌々しい女!


残念だけど私はお兄ちゃんには嫌われたくないの。


だから表面上だけは仲良いふりをしてあげる。


「夏海、純花の事をどう思う?」


「え?純花さん、超いい人じゃん♪夏海、大好きだよ♪また連れてきてね!」


本当は二度とうちに来てなんかほしくないけど。


お兄ちゃんが見ているのを横目で確認するとストールを羽織り、頬擦りをしてみせた。


「ああ、また連れてくるよ。純花は夏海が恭と付き合ってるのも知ってるから四人で遊びたいってさ」


「わぁ!いいね〜。行こうね♪」


嗚呼、面倒くさい…。


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茨の海 ©著者:ゆえ

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