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私はすぐに電話を切り
「お帰りなさい」
と言った。
「誰と電話してたの?」
明らさまに不機嫌な態度の琢磨君に
「由美だよ」
と言って、発信履歴を見せた。
そこにはちゃんと、さっきまでの時刻と「由美」と名前が書かれていた。
それを確認すると
「じゃあ何で俺が帰ってきたら慌てて切るんだよ」
口調が段々荒くなってきているのが分かる。
「それは…」
誕生日プレゼントの事は内緒にしておきたいし、ましてや琢磨君の束縛の話してたなんて言えずに私は言葉に詰まった。
「男か?由美使って男と電話でもしてたのか?」
「してないよ!!」
「じゃあ何で何も答えられねんだよ」
髪の毛を捕まれ、そのまま私はベッドへと倒された
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