4章:嫉妬と束縛 (2/7)

あの後梨華は由美に怒られ深く反省した…らしい。


いつの間にか由美と健一君が良い感じになっているという驚きのニュースに驚きつつ、私は順調に交際が続いていて、琢磨君はとても優しく、幸せな日々を送っていた。



そんな日々が続き１ヶ月が経った頃…



部屋でくつろいでいると私の携帯が突然鳴った。
毎日琢磨君とメールや電話をしていたから頭の中は琢磨君だと勝手に思い込んで気分が上がった。
携帯を開けてみると、画面には知らない番号が載っていた



誰だろう？



「もしもし？」

「あっ！もしもし？」



私は電話越しの声に驚いた