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9章:平成11年後期Ⅱ (1/1)

9章:平成11年後期Ⅱ

テレビで、金融のことを
取り上げる報道番組が、
流れる様になった。

ちょうど、この頃から、
仕事内容も、少しずつ変化していった。
来店客は、相手にせず、
電話のみの営業スタイル

手書きの台帳記入から、
PC管理に変わった。
僕が、生まれて初めて
パソコンを触った時でした。キーボードの字並びには、かなり戸惑いを感じました。
そんな感じで、近未来型
金融も、生まれた頃でした。都庁への届け出は、勿論しないし、マンションの入居時も他人名義、一般回線も引かずに、他人名義の携帯電話に、他人名義の口座と、潜り始める同業者が増えていった。
ただ、私書箱が、今みたいに無かったので、空き家のポストに、勝手に名前を貼り、私書箱がわりに、
使う強者も居た位です。


19歳冬、僕に激震が、はしった。僕は、思いきって
社長に聞いてみた。
そう、前任の店長が、言っていた、不良関係の金融なのかを。
僕「あの〜、ちょっと、気になったので、お聞きしたいのですが、この会社は、不良関係なんですか?」
社長「おまえ、分かるだろ。何を今さら。分かるだろ、そんなことを聞いてくるんじゃないよ。分かるだろ。大丈夫だから。」
僕は、思った、
大丈夫じゃないし、分かりたくもないと。
頭の中が、真っ白になった。僕は、違う店舗の先輩店長に、片っ端から電話を
かけて聞きまくった。
返ってくる答えは、
だいたい似ていて、
○○組関係だから。の一言
知らなかったのは、店長だと、僕だけだったらしい。

早目に辞めることを
決意した。

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あの頃は、天国 ©著者:無関心

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