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1章:Rとの出会い
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何ヵ月か後今度はちゃんと化粧して行ってみた
私は正直Rの顔を忘れていた
多分向こうも忘れているだろう
店前まで着いたが一人でホスクラ…入りにくいな…まぁいいや
店に入ってR指名でと内勤に行った
しばらく俯いて座っていると男の人がやってきた
R 莉沙ちゃん!?
えっ可愛い!
莉沙 …
Rは化粧した私の顔を見てびっくりしていた
私もRの顔を忘れないようにしっかり見たらイケメンだったからびっくりした
この日もRは指名が被りそんなに話せなかった
ホスクラ慣れしてない私はヘルプと何を話していいか分からなかった
Rは連絡マメなだけあって人気なんだなー
連絡のマメさは私の方があきらか負けている
私も負けてられないな
ヘルプとあまり会話が続かず考え事ばかりした
Rが戻ってきた
R・莉沙ちゃん仕事何してるの?
莉沙・キャバクラ
一言で表情もなく答えた
R・えっキャバなの?もったいないよ!可愛いからクラブで働いた方がいいよ
莉沙・私もクラブで働きたいけど自信がないんだよね。クラブの子はめちゃめちゃ綺麗だし。なんか踏み切れなくて。でもTiaraってクラブで働きたいんだ。
R・Tiaraだったら飲みに行った事あるけど絶対Tiara行ったら莉沙ちゃんが一番可愛いよ!
莉沙・ハハ。それは無いよ。でも有難う。
お世辞だと思ったけど嬉しかった
なんか背中を押してくれた
しばらくして私はTiaraの面接に行き体入した
-絶対ここで落ちてはいけない-
この日同伴予定を組んで同伴した
同伴してくれたのはヒロちゃん
同伴の居酒屋でヒロちゃんとビールを飲んで話した
莉沙・ヤバイ! めーっちゃ緊張してる!!どうしよ。大丈夫かなぁ?はぁ。よわやきゃやってけない!!どんな女の子達なんだろう…みんな美人なんだろなぁ。私なんて多分一番ブスだよ!!
ヒロちゃんは緊張しすぎだって!!俺が同伴したら大丈夫でしょ!!とずっと繰り返して言った
あっというまに時間が過ぎTiaraに着いてドレスに着替えた
緊張のあまりヒロちゃんの横でもいつも通り話せない
少しして続々と指名が来た
気合い入れて営業しといて良かった…こんなに呼べば多分受かるだろう
営業が終わると偉そうな人が来て名刺を渡され是非入店してくれと頼まれた
私は明日から働かせて下さいと言った
そして何よりびっくりしたのが思っていたより可愛い子がいなかった
Rの言ってた事は本当だったのかもしれない
自分に自信がついたし嬉しかった
Tiaraに入店した前後からRの店に行く回数が増え気がつけば毎日行くようになってた
私はどんどんRが好きになっていた
前からしていた昼職とTiaraの掛け持ち…
午前中に起きて昼職→ヘアセット→Rのお店一時間→同伴→Tiara
ほとんど家にいないのに一緒に住んでる男に小遣いはもったいという気持ちが強くなってきた
それに私にはRがいる…
決して一人ではない…
家から出てってと男に言おうとしたがこの人私がいなくなっちゃったらどうなるんだろうとか色々考えてすぐには言葉に出せなかった
でもそいつはRと毎日メールしている事に気がついて私にグダグダ言ってくる様になった
別に付き合ってる訳じゃないのに…しかも自分も大事な女いる癖に…腹がたった
そして遂に追い出してやった。男は荷物をまとめて莉沙、今まで有難う。ずっと忘れないからと言って部屋を出て行った
不思議と寂しくなかった。また逢える様な気がしたから……………………。私は何度かRに私と付き合ってよ。と言ったが付き合うとかそうゆうのはちょっと…と断られた
その癖Hはしたがる
私は断り続けた
Rが私に恋愛感情が無いのは分かっていた
上手く付き合っても営カノだろう
でも今まで金で男を買ってた私はそれでも良かった
Rに断られた後も毎日Rからマメに連絡が来て私は毎日お店に通った
そしてRが遂に付き合おうと言ってきた
Rは私が完全に本カノだと信じてると思っていたけど私は営カノだと分かって付き合った
連絡は百点だけどその辺の営業は下手だなと思った
でも仕事が終わって毎日一時間ちかくの電話、昼職頑張ってねのメール…
営カノなりの扱いが全然出来ていたから腹がたたなかった
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莉沙〜ホスト,覚醒剤,キャバクラ,非行,AV〜 ©著者:莉沙
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