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66章:無意識 (1/1)

66章:無意識

私は電車に乗るとよく人間観察をします。





そしてよく…
鼻くそをほじってる男に遭遇します。




鼻くそをその辺に引っ付けないでほしくて
鼻くそほじるの止めてほしくて
物凄いオーラを出してガン見するのですが
大体の男が私の目を見つめながら
ほじり終わると
その辺の手すりに引っ付けます。




私はチキンなので注意は出来ません




そしてある日物凄く空いてる
最終電車に彼氏と乗りました。





私の横には彼氏。



私の前の席にOL風の若い女の人。


離れた席におばさん一人。





私はボーっとOL風の女の人を見ていると
いきなりその女の人は…




豪快に指を鼻の中に入れて
グリグリと鼻くそをほじりだした( ̄□ ̄;)!!





私は電車の中で
女の人が鼻くそほじるの見るの初めてで
ビックリしすぎて横に居る彼氏に小声で




私『ねぇ…女の人が鼻くそほじってる…』



すると彼氏は



彼氏『え―!!!
誰が鼻くそほじってんのぉ(笑)
どこどこ〜♪』




なんて大声で笑いながらはしゃぎだした




すると目の前の女の人は…

はっ( ̄□ ̄;)!!←こんな顔になって…

私と目が合い…

すぐに指を鼻から抜き
うつむいてしまった…





私はすかさず


私『し―――聞こえる
目の前の女の人だから止めて


彼氏『えっ?目の前?なんだ〜(笑)
俺おばさんが
鼻くそほじってんのかと思った〜(笑)』




と、また馬鹿でかい声で言いやがった




私はおばさんを見ると
おばさんはこっち見てにらんでいる…




そうこうしていると
電車が駅に着き止まった。




するとその女の人は
物凄い早さでうつむいたまま
走って電車から降りてしまった…




この事件から
私は電車で何か面白い事に遭遇して
一緒にいる人に話したくてウズウズしても
電車を降りてから話すようになった。



【20代前半の体験】
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嘘じゃないよ!!本当の話だよ!! ©著者:ゆう

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