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42章:高級だったけど
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42章:高級だったけど
炎天下の中やっと家に着いた。
冷蔵庫を開け
何か冷たくて美味しい物ないかと
探していたら。。。
ピンク色の一口ゼリー発見
私は1つ口に入れると
今まで食べた事も無いほどの
おいしさに包まれ。。。
無我夢中でそのゼリーを食べていたら
フッと頭に
こんなに美味しいゼリーを
一人で食べるなんて勿体ない!!
みんなの分も残しとかなきゃ!!
と、私は食べるのを止めてみんなを待った。
数時間後家族は帰ってきた。
私はすかさず母に
私『ねー!!このゼリー凄い美味しいよ!!
みんなも早く食べてよ!!』
母『あんた本当にそれ食べたん??』
私『うん!!信じれないほど美味しかった!!
なんか上品で甘すぎず
でも濃厚で高級な味がした!!』
すると母は大笑いしながら冷蔵庫から
そのゼリーが入った箱を私の目の前に。。。
私は驚愕した
その箱には
一面に大クワガタの写真がプリントされ
大きな文字で
《クワガタ用高級ロイヤルゼリー》
と書かれていた
私は虫が大嫌いで
写真を見るのさえ気持ち悪くて駄目なのに
そんな私が今クワガタ様のお食事を
食べてしまった事に
大ショックを受け。。。
しばらくゼリーが食べれなくなった。
【小学校のいつかの体験】
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