7章:暖かさ (16/17)

２人で手を繋ぎ色んな所を見て回った。

沙樹ちゃんのｺﾄや渉クンのｺﾄを話して２人で笑った。

久しぶりの穏やかで距離があった私達を沖縄の暖かい空気が包んでくれた


「夢さぁ‥何かやりたい仕事とかあんの？」

「ぅうん。今はまだないケド‥コンビニとかて働いてみたいかも！」

「コンビニ！？」

「うん。ずっと体を売る仕事だったから普通のバイトしてみたかったの！」

「なるほどね‥まぁ気持ちがわからんでもないが‥俺の嫁さんって手もあるぞ」

「嫁さん！？んなっ何言ってんの！？」

「なんだよ‥嫌なのか？馬鹿たれが」