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29章:双極性人格障害 (1/3)

29章:双極性人格障害

私の病気がハッキリした。


双極性人格障害。


前までは、そううつ病と表現をしたんだそうだ。


躁状態の時は、とにかく元気。

金遣いも荒い。

何かに依存する。


せっちゃんに会った頃
私は、うつ病の治療 をしていた。

投薬は、躁状態に持っていくものばかり。


つまり、わざわざ金遣いが荒くなっているところに
せっちゃんに依存する。


最悪の状態が出来上がっていたわけだ。


それなのに

わかっていたのに


私は、サラ金から借金をして

せっちゃんに会いに行ってしまった。


次に行くことにしたら、絶対に掛け入金するだけ。


お店に入ってはいけない。


せっちゃんは、理解してくれるだろうか?
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色糸 ©著者:高田庵

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