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21章:R姉さん (1/3)

21章:R姉さん

6月末でお店を辞めることを決めたせっちゃんは
ほとんど出勤しなくなって行った。


私は、身体をだましだまし、出来るだけデリへルに出勤して
住宅ローンやクレジットカードの返済をしていた。


せっちゃんには、当たり障りのない
日記のようなメールを毎日送っていたが
返事はたまにしか来なかった。


そんな頃、ある日、お店で先輩のお姉さんに声をかけられた。


ホストクラブを前に経営してたことがあり
また経営したい、と言う。


元の旦那や、周りのホストくん、繋がりが

まさに私が本で読んでいた世界だった。


「あんた、頭良さそうだけど、どっか学校出てるの?」

学校名を言うと

「そんなお嬢様が、こんなとこで何やってんの!?」


私は、凄く悩んだが、ポツポツと
誰にも相談出来なかった
せっちゃんのことを話し始めた。



誰かに

「騙されてる」

と言われたかったのかもしれない。


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色糸 ©著者:高田庵

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