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14章:2回目の記念日 (1/3)

14章:2回目の記念日

せっちゃんは、体験入店したお店に入店することになった。

初めての出勤日、2回目の記念日だった。

いきなりで、同伴出勤が大丈夫なのかな?

と思ったが、大丈夫だった。



せっちゃんは、髪を暗めに染めていた。

今度のお店は、有名なホストクラブらしい。


プリクラを撮って、カラオケに行った。

せっちゃんは、勉強以外に興味がないので
カラオケに行ってもあまり歌わない。


そのせっちゃんが

「オレ、覚えたい歌があるんだよね。」

と言った。


「へー!何?」

「Yは、コブクロ好きだよね?」

「うん」

「赤い糸、知ってる?」



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色糸 ©著者:高田庵

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