ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

9章:追求 (10/10)

結局、小百合さんの件もあり長居するわけにもいかず、志し半ばにして団地をあとにした。


「小百合さんに会うなと言われたならもう来ないほうがいいと思うわ」


去り際に玲奈はそう言ったが、僕は聞く耳を持たなかった。


「また日曜日の夕方に来るよ」


そのまま返事も聞かずに駅まで急いだ。


思った以上、遅くならなかったからか小百合さんは何も言わなかった。


ただ玲奈の話題にならないようにしているのは感じた。


僕もあえて何も聞かなかった。


絵なんかすぐに描き終わる。


そしたら玲奈から教えてもらえばいいだけの話だ。


9年前に何があったのかを。


70 /101

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

鏡花水月 ©著者:ゆえ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.