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10章:慟哭
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学校が終わり、繭と帰宅すると小百合さんの姿はなかった。
「あれ?どこに行ったんだろう」
僕が周りを見渡してると後ろで繭がため息をついた。
「もぅ!いち君、携帯チェックしてないでしょ?小百合さんからメール入ってるよ〜」
「えっ、本当に?」
慌てて携帯を開くと僕と繭宛にメールが入っていた。
【ごめんね〜
ジムの友達にご飯誘われちゃったの
夕方には帰るから夕飯は任せておいて
勿論、繭ちゃんの分もね
お昼は引き出しにお金入ってるからピザでもとってちょうだい
】
なるほど。
僕は引き出しから財布を取り出すと繭のほうを向いた。
「繭、ピザにする?」
「いち君に任せるよ♪」
「じゃあ米が食べたいから丼物でもいい?」
「うん♪」
二人で出前の丼物を食べて少し休むと部屋に移動した。
「久々のいち君の部屋だぁ♪」
繭はまるで初めて来たかのように大袈裟に喜んだ。
「そんな久々ってわけでもないだろ?今、珈琲淹れるから待ってて」
僕はそう言うとリビングに戻った。
繭は食後は眠くなるから珈琲が必須なのだ。
今から勉強を教えるのに寝ぼけ眼で聞かれたら意味がない。
それにしても“久々”か…
僕はそんなに繭をほったらかしにしていたのか。
口ではああ言ったものの良心の呵責に苛まれた。
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鏡花水月 ©著者:ゆえ
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