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9章:追求
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帰宅してから繭に電話をしたものの繋がらなく、メールで事の次第を説明すると眠りについた。
次の日、昼休みになっても繭は姿を現さず、終礼を済ませるとB組に向かった。
入口から中を見渡すも繭の姿が見当たらない。
途方に暮れていると繭の友達の美咲が声を掛けてきた。
「繭ならさっき牧野君に連れられて帰ったよ」
「牧野が?何で?」
美咲は“さぁ”と言いながら前髪をいじった。
「ありがとう。携帯に連絡してみるよ」
美咲にお礼を言い、B組をあとにした。
繭に電話をしようと携帯を取り出すと不意に呼び止められた。
「藤咲君、今大丈夫?」
部長だ。
「はい。何ですか?」
「木枠にキャンバス紙を貼りたいんだけど、手伝ってもらえない?」
何故に僕なんだ。
そう思ったが部長からの頼み事となると断りづらい。
「わかりました。ちょっと電話したいんで先に美術室に行っておいてもらっていいですか?」
「ありがとう。先に行ってるわね」
部長が居なくなったのを見計らい繭に電話をした。
『…もしもし?』
「繭?昨日はごめん。連絡が遅くなった」
『うん。大丈夫だよ。いち君は今日は暇なの?』
「いや、何も予定はなかったんだけど、さっき部長に捕まって今からキャンバス貼りを手伝わされるんだ」
『そっか。最近忙しいんだね』
「帰ったら電話するよ。今日こそは遅くならないから」
『…うん。待ってる』
電話を切ってため息をついた。
あまり機嫌良くなかったな。
僕は急ピッチでキャンバス貼りを終わらせると急いで帰路についた。
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鏡花水月 ©著者:ゆえ
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