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7章:葛藤
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家に帰ったものの興奮冷めやらぬ状態でその夜は眠れるわけもなく、殆ど寝てない状態で登校を余儀なくされた。
授業も頭に入らず、終始上の空で気がつけば昼飯の時間になっていた。
「い〜ち君っ♪」
またしても後ろから繭に飛び付かれた。
急に飛び付くなと何度も言ってるのに…こいつは学習能力がないのか?
「お昼食べよっ♪今日はいい天気だから裏庭に行こうよ〜」
僕は黙って繭を見つめた。
やっぱり玲奈に似ている。
違うところと言えば髪の色と性格くらいか。
昨日の事を思い出し、無性に腹が立った。
「…いち君?」
「ごめん。今日はちょっと考え事したいから一人にさせて」
今繭を見ているとどうしても玲奈と重ねてしまい、心中穏やかでいる事が出来なかったのだ。
「…うん。わかったぁ。じゃあマユは教室戻るね♪」
繭は精一杯明るく振る舞うと教室から出ていった。
ごめん、繭…
今日は一人にさせておいてくれ。
僕は鞄からお弁当を取り出すと教室をあとにした。
行き先は決まっている。
屋上。
普段生徒は立ち入り禁止になっていて誰も居ない。
僕は考え事をする時はいつも屋上に行くのだ。
階段を登り、屋上を目指した。
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