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7章:葛藤 (4/7)

オジサンのマシンガントークに付き合わされ、気が付いたら昼休みもあと僅かになっていた。


「オジサン、僕はそろそろ教室に戻ります」


「おおっ!もうそんな時間か!海老フリャ〜ありがとなっ♪今度お礼に飲みに連れてってやるよ♪」


「…オジサン、僕は高校生なんで」


やんわりと断ると屋上をあとにした。


それにしても“海老フリャ〜”って…


オジサンは名古屋出身なのか?


午後の授業も案の定、身が入らず、終始上の空のまま終礼を迎えた。


今日は部活の日だ。


教科書を鞄にしまっていると繭からメールが入った。


【いち君
部活頑張ってね
今度マユの事描いて
ヌードはだけど


精一杯明るく振る舞う繭を思うと胸が痛んだ。


【馬鹿
ありがとう
頑張ってくる


返信すると美術室に向かった。


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鏡花水月 ©著者:ゆえ

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