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5章:繭 (10/10)

そして繭の押しの強さに負け僕達は付き合う事になった。


ところが付き合ってみると玲奈と似ているのは見た目だけで性格は真逆と言っても過言ではなかった。


勉強が苦手で、落ち着きがなく、単純で、しかも変なところで押しが強い。


だけど人懐っこく、他人の事をまるで自分の事のように喜んだり泣いたりする素直な子。


一緒に居ると何だか心が落ち着いた。


慣れすぎたせいだろうか。


「マユと藤咲君は絶対に合うと思うよ♪」


…そうかもしれないな。


あれから数ヶ月、もうすぐ夏になろうとしている。



「…ち君、い〜ち君っ!朝だよ〜♪」


目を覚ますと今日も元気な繭が笑顔で迎えてくれた。


「おはよ♪朝ご飯出来たって」


「おはよう」


そしてまた一日が始まる。


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鏡花水月 ©著者:ゆえ

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