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4章:9年後 (7/10)

ふと、天井を見上げると蛍光灯が寿命なのか点滅を繰り返している。


「部長、蛍光灯が切れそうですよ」


「そうなのよ。チカチカと目障りよね。さっき先生に言ったからもうすぐ用務員さんが来てくれるはずよ」


「え…」


僕の声と重なるかのように部室のドアが派手に開け放たれた。


「イヤイヤイヤイヤ…」


脚立を肩に担ぎ、蛍光灯を手にした作業着の初老の男性が入ってきた。


出たっ!
オジサン…。


僕は反射的にキャンバスの陰に身を潜めた。


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鏡花水月 ©著者:ゆえ

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