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5章:【ご無沙汰しておりますおさん】 (3/3)

※相棒のネタバレあるかもしれないので、ご注意くださいまし(´▼`)

【エピソード1..かぶれ女子のあわわな朝】



出発の日…

前夜からほぼ一睡もしていなかった山本は、朝からギガギガしていました。

眉間にはジャージ並の三本ラインが入り
鬼気迫る様子だったと思います。


朝ご飯用に作った、目玉焼きの目玉を全部ぐしゃってしちゃうくらい…手には力が込められ…



ウギィイィイイイ!!!!


と、結局はスクランブルエッグにした…

そんな、混沌(ぐちゃぐちゃのあわわ)とした状態の山本とは正反対に

相棒はやたら長いもみあげを爽やかになびかせ(w)ながら…コーヒーを飲んでいました。


“余裕綽々!!”


といわんばかりに、たまにニンマリとしている相棒に不信感を抱きつつも…

清楚系女子を意識して、私はここ一番の一張羅にせっせとアイロンをかけていました。




相棒「それ着てくの?」


山本「え…変かな?やばい?狙いすぎ?」


相棒「そんな気合い入れなくて大丈夫〜笑」




……




(((キミ、スーツだろ?)))







いいですよね。
男性のスーツ姿は本当に…。


入念にコロコロをフル回転させて、

完成したのは、私の勝負服…というよりも戦闘服のような感覚です。



袖を通した瞬間、身がキュッと引き締まり目付きも変わったと思います。

まるで、レモンを噛った時のように……キュッと。



元々、そんなに化粧をしない手抜き女なのですが
珍しくチークもポムポムして、健康アピールも抜かり無く……

そして、遂に完成しました!!!!





名付けて…



新生☆清楚系女子かぶれ!

かぶれです。かぶれ。



山本「なんかいつもと違わない!?変!?不快?!」

相棒「え?よくわからないけど〜……いつも通りで大丈夫だって〜。」








((キミ、スーツだろ?パートtwo))





確かに、いつもどおりに振る舞うことも大切なんですがね、

自分に引け目しか感じない山本は、この日…朝から何層にもわたって嘘で自分を塗り固めようとしていたのです。





続く…((w))
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