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18章:退院日は大雨
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びっくりした反面ついにバレた…と思いながら何も答えれず黙っていると
「パチンコ屋ではこんな稼げんわな。いくらあんねんこの金。で、お前はこの金をどうやって稼いでん。」
と問われたがデリって事がバレたら間違いなく離婚だと思ったので咄嗟にキャバクラと答えた。
だけど
「キャバクラにしては毎日酒臭くないよな。俺はだいたいもうわかってるから正直に言ってくれ…。」
と言われ、それでもどうしても言いたくなくてうずくまって黙っていると
「……いっぱいいっぱいやったやろ?えらかったな…。俺、気付いてやらんで自分の事ばっかりでごめんな…。」
と頭を撫でてくれた。
その瞬間泣きそうになったがグッと堪え
「デリヘル…ごめんなさい……。」
と呟いた。
いつもこうやってシュウ君は私が言いたくない事をキャッチしてくれるから甘えてばかりいて言わずに逃げていた。
でもさすがに今回はそれじゃダメだと思いそこからはひたすら謝った。
彼は黙りながらずっと私の話を聞いていて、途中で
「俺が働けんからあかんねん。お前は悪くない。この金で養ってもらってた俺がお前を責めれる立場ではないからや。だからお前は悪くないんや。悪いのはそこまで追い詰めた俺や…ごめんなほんま……。」
そう言いながら何度もきつく抱きしめてくれて、もう風俗は辞めようと思ったが実はシュウ君には1年前後にまた手術が控えていたし今後の生活を考えるとまだまだお金は必要だった。
シュウ君は体が不自由な人の為の仕事を探すから辞めてくれと言ってくれたが、私はリハビリに専念して欲しかったし彼が本当は認めたくないと知っていたからしなくていいと言った。
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大阪府西成区で過ごした28年。 ©著者:オコジョ
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