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2章:団地っ子 (2/8)

私が産まれ育ったのはあいりん地区に近い団地。



父はヨーロッパ・スロバキア出身のスロバキア人。
母は日本人だったみたいだけど私は全く会った事は無い。
今は違うみたいですが、この頃この団地は7割以上の住人が外国人だったと思う。


部屋は狭いし日当たりは悪くて常に汚いしで最悪な環境。
そんな環境での私と父、猫との2人と1匹暮らしだった。



父はキラキラした半透明な結晶が入った粉の小さな袋と、注射器をたくさん持っていて毎日の様に数えていた。


私はそのキラキラする結晶を見るのが大好きで、ある日父が大きな袋から小さな袋に粉を移し替えてる最中に、こっそり小さな袋を1つくすねて隣の隣に住んでいた現・旦那に
(ここでは旦那をシュウ君という名前で書きます。)
見せに行った。
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大阪府西成区で過ごした28年。 ©著者:オコジョ

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