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26章:しんちゃん。 (1/1)

26章:しんちゃん。


しんちゃんとはそのまま音信不通。


あたしもそのままライブに行かず、いつのまにかしんちゃんのバンドは解散した。


数年後、ギターの彼の新バンドのライブでたまたま逢ったあたしにしんちゃんは気付いてくれなかった。


元しんちゃんのバンドの常連だったこたちに


「りなだよ!りながわかんないの!?しん、大丈夫?!

って
言われてやっと気付いたしんちゃん。




ライブが始まって、みんなが見に行って、バースペースにしんちゃんと二人になって、お互い近況報告をしあった。


りなは今仕事何してるの?

しんちゃんは最近どうなの?


会わなかった間を埋めるようにいっぱい話したけど、



あの日どうして来てくれなかったの?



それだけは聞けなかった。


別れ際


「絶対悪い男にはひっかかるなよ!!」


おっきい手で、
あたしの頭をぐしゃぐしゃにしながら言った。



しんちゃんとはこれが最後。
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砂を掴んで立ち上がれ ©著者:りな

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