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2章:好奇心の代償
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2章:好奇心の代償
「やめてよ」
僕はやっとの事で声を出しました
「やめてよ、だってよ。可愛い声出しやがって」
おじさんはせせら笑います
「おにいちゃん中学生?高校生?ポルノなんか見に来ていいのか?」
さらに
「わかるぞ。おじさんに触られて生意気にちんちん硬いぞ」
何ということを言うのでしょうか
おじさんは僕を離してくれるどころか、欲情を誘う様に、執拗にペニスを揉みしだいてきます
(硬い?それは僕がポルノを見てたから…でも)
こんな状況では恐怖からすっかり萎えてもおかしくありません
それが自分でもわかるくらい勃起してしまっているということは
(興奮している?僕が中年男にイタズラされて…)
スクリーンの中で喘ぐ女性に自分を知らず知らずのうちにダブらせてしまっているのでしょうか
考えたくないのですが事実、快感の様な物まで感じてしまっているのです
戸惑いから気を抜いてしまった僕をおじさんは壁に押し付けると、首を掴み、煙草臭い口で無理矢理キスしてきました
「んむっ!んんっ!」
嫌だったので顔を背けても無理にねじ曲げられ、何度も唇を奪われ、きつく結んだ唇を割られて舌を痛いほど吸われました
僕のファーストキスでした
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恥辱劇場【アイドルちゃん 第一部】 ©著者:黒蝶少年
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