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1章:劇場の中へ (1/2)

1章:劇場の中へ

(うわっ、暗いな)

その劇場に足を踏み入れた僕はあまりの暗さに驚きました
それは僕の知っているシネコンやミニシアターのそれとは種類の違う、ねっとりとした暗闇の様に思えました

ここはとある映画館です…成人映画専用の
そんな物がまだ街に存在していることさえ驚きなのに、自分がそこに足を踏み入れるなんて、良く分からない興味が身体を動かしたとしか言い様がありません

古ぼけた外観の建物の入り口に掲げてあるポスターは、僕が時々友人達と貸し借りしているAVなどよりも遥かに猥雑な物に映り
(ちょっと入ってみようか)
と悪戯心を動かすのに充分なものでした
同世代の友人達にくらべると僕は華奢で女顔のせいで余計幼く見えるので、入り口では少し気を揉みましたが窓口のおじさんはチラッと見ただけでチケットとお釣りをよこし、モギリという物はこの劇場には存在しない様でした

ちなみに僕は16才、もちろんここに入ってはいけない年齢です

劇場の中に潜り込んだ僕には、ここがゲイの人の間でハッテン場と呼ばれる社交の場所、それもひときわコアな海千山千の人達の溜まり場として知られている場所だという事も、全く知るよしもなかったのです

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恥辱劇場【アイドルちゃん 第一部】 ©著者:黒蝶少年

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