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18章:7月 (1/1)

18章:7月

彼女が薬をやってるのを
見つけてから一ヶ月を過ぎ二人とも薬には手を出してはいないが油断は禁物だ。白い悪魔は心の隙を見つけて突然に身体に入って来るからだ。
この頃の二人は天気が良い日はサイクリングに出かけてた。と言ってもそんなに遠くに行く訳ではない。
自転車はママチャリだ。
カゴの中には水筒が入ってる。地元でも普段行かないような所に行ったり、路地裏だったり、急な坂道を何処まで上がって行けるとかそんな事が妙に楽しかった。帰りの道のりで話しをしてたら今月、早百合ちゃんの誕生日を知った。

何が欲しいかと話しをしてると時計だった。
その時計は剛が買った物で今は質屋に置いてあると言い、前の男が勝手に質屋に持って行きパチンコの軍資金になったと言うが、
余計な詮索はせずその話しに納得したふりをして誕生日プレゼントは質屋に預けた時計に決まり、誕生日の日に質屋に行き27万円を支払った。
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まだ忘れられない ©著者:豊田世梨花

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